田口ともあきの決意表明!

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人生の土台は旧田沢湖町と角館

私は旧田沢湖町生保内で木材業を営んでいた家の4代目として、昭和45年10月6日、旧田沢湖町に生まれました。祖父の勧めで幼い頃から剣道を学び、心身の鍛錬や先輩や仲間との友情を育むことができました。生保内小学校、生保内中学校、角館高校を母校として、多くの友人と共に学び、共に遊び、共に過ごしたとが、今でも私の人生の土台となっております。

社会人としての第一歩を踏み始める

東京での浪人生活を経て、家業である木材会社に就職し、社会人としての第一歩を踏み出しましたが、当時から住宅様式や家を建てる施主様の価値観の変化などで木材業界を取り巻く環境は大きく変化してきており、会社の業績は年々厳しい状況となっておりました。同族企業の調味料製造会社が大仙市神宮寺にあり、業績が好調であったためそちらから支援を得ながら木材会社は存続してきました。

94年の歴史に幕を下ろす苦しい決断

しかし、その後の業況の回復が見込めず、代表取締役社長であった私が令和2年12月27日をもって94年の歴史に幕を下ろす決断を致しました。社員や社員のご家族をはじめ、多くの取引先様や地域の皆様、所属団体等へご迷惑をおかけしたことは私の一生自責の念と共に背負っていきます。

失敗を経験したからこそ感じる故郷のありがたみ

多くの方にご迷惑をおかけした私が気づいたことは、それでも妻や両親とともに暮らせるのがどれだけ幸せなことかということと、94年もの長きにわたって会社を存続してこられたのは、ほとんどが仙北市民だった社員の方々のお陰と、地域の皆様から支えていただいたお陰と、先人たちが育んできてくれた豊かな自然のめぐみのお陰ということでした。そして同時に故郷仙北市に何が何でも恩返しをしたいという強い思いを抱きました。

人生の再スタートは生まれ故郷への恩返しから

多くのものを失った私ですが、生まれ育ったこの故郷仙北市への感謝の想いはどんどん強く、大きくなってきています。

この度経営者から政治の世界へ挑戦する理由はすべて、感謝と報恩を形で表したいという決意によるものです。

責任世代の代表として故郷を守りたい

私は政治経験がありませんが、40代、50代の責任世代の代表として、故郷を守り、先人より受け取った故郷というバトンを次世代へ引き継ぐという情熱と行動力は誰にも負けません。

チーム仙北市として全員で明るい未来の実現を

市長はもとより、市議会議員や市職員の方々、そして市民の皆様、すべての方々は故郷仙北市に暮らしている仲間です。皆様と言わばチーム仙北市として、地域の明るい未来につながる成果を上げられるように全力で頑張ります。

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田口 知明

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